臨終と健康

福岡県大川市 女性整体師のりずむ整体院

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とても私事で恐縮なのですが

毎年、この時期特に思う事がありまして・・・

3月29日

今でも大好きなバンドのボーカリストの命日です

当時まだ少女だった私

そう、私にも少女だった時代があるのです

13歳の少女にとっての大好きな人の突然の死というのは

やはりとてつもない衝撃だという事は想像に難くないと思います

しかもそれが、自らの意思での選択だったとしたらなおさらです

私にとって初めて意識した『自死』でした

めったにはない、何十年に一回くらいしかないかもしれないが、「生きていてよかった」と思う夜がある。

一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはクズみたいな日々であっても生きていける。

だから「あいつも生きてりゃよかったのに」と思う。

中島らも『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』

本の一節なのですが

この考えよりもしっくりくる表現にはこれからも出会えないと思います

 

去年から今年にかけて

私にとって影響の大きすぎる有名人の訃報が続いています

そういった理由から今年は例年以上に思うところがあったりするわけです

死んだら伝説、狂えばカリスマ、生き残ったらただのおっさん。

ロックの世界では醜態をさらすのは一番のタブーである。

だから若くして死ぬのはロッカーにとって最上の終わり方だとボクも正直思う。

カッコイイとも思う。思うがしかし。

やっぱり死んだらイカン。

かっこよくても死んだらイカンぞ。

どんなに老いさらばえようと、メイクがシワで塗れなくなても、曲がつくれなくなっても、ドサ回りの日々でも。

カッコ悪くても生きてる奴の勝ちだ。

大槻ケンヂ『ぼくはこんなことを考えている』

 

そんな中

ミュージシャンではないのですが

私にとって影響の大きかった訃報として

大江健三郎さんのお名前を挙げさせていただきます

2023年3月3日 享年88

死因は『老衰』との発表でした

 

『老衰』とは

高齢者で他に記載すべき死亡の原因がない、いわゆる自然死

神様に与えられた寿命を全うしたという事です

 

徐々に食事をとらなくなり

少しの水分だけをとり、痩せていき

穏やかに最期を迎える

なんとも言えない尊さがそこにはあります

 

健康に携わる仕事を生業としてからは

特にそう思うようになりました

私もそうでありたいし

できれば大切な人達もそうであってほしい

そして最期の時は笑顔で

「おつかれさま」

そう声をかけてあげたい、と

 

そのためにやるべき事

私がやれる事

そのお手伝いをこれからも続けていければいいなと

本当に

本当に強く感じています

 

愛すべき生まれて育ってくサークル

君や僕をつないでる緩やかな止まらない法則

神様を信じる強さを僕に

生きることをあきらめてしまわぬように

にぎやかな場所でかかりつづける音楽に

僕はずっと耳を傾けている

小沢健二『天使たちのシーン』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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