整体の正しい使い方
当院では、整体の所要時間を『約◯分』と表示しているのですが
目安の時間より早く終了した場合、ごくたまーにですが
「なんだか損した気分になる」と仰る患者さんがいらっしゃいます
リラクゼーションがあまりにも世間に浸透している故の感覚だなぁと感じます
整体とリラクぜーションは役割が違います
整体には整体の
リラクゼーションにはリラクゼーションの素晴らしさがあり
もちろんこれはどちらが優れているかという議論ではありません
お身体の調整を目的としているのが整体なので
調整が完了したら他にやる事がありません
ほとんどの方に対応できる、おおよその目安の時間は、長年この仕事をやっていると身につく感覚を元に算出しています
施術時間が長めで「あんな事やこんな事もやってもらった!」
と感じた方が気持ち的な満足度が高いであろう事は理解はできます
でもそれでご自身が感じている不調は改善できましたか?
ご自身が求めているものが
痛みの改善なのか
コンディショニング(メンテナンス)なのか
それとも単なるリラクゼーションなのか
あれもこれもは一度にはできませんから
お得度で計るのではなく
今一度ご自身のお身体とご相談ください
ちなみになんですが
手技の種類によっては、同時に施術しない方が効果の高いものもあります
例えば
もみほぐしや指圧などが主なマニプレーション整体と
身体の感覚や神経の伝達にアプローチする神経整体
マニプレーション手技は外側から刺激を与える、外的アプローチ
能動的な手技になります
一方、神経整体は内側からの変化を待つ、内的アプローチ
こちらはどちらかというと受動的、もしくは中動的な手技です
正反対の手技を同時にやる場合、相殺として働いてしまう恐れがあります
なので、あれもこれもと詰め込む内容は逆に損なんですね
そんな事情を踏まえたうえで
それでも当院では、通常のメンテナンス整体に関しては少し長めの時間設定をしていて
患者さん毎に「ああ、ここ、ほぐしてほしいだろうな」と思われる部位には密かにリラクゼーションを組み込んだりしています
これはわかっているから出来る事だという事
知っていてほしいな・・・と、控えめに主張させてください
もうひとつ
整体師は、患者さんの何気ない一挙手一投足を必ず診ています
当院は自宅整体院なので、初診時は入口前にて待機しています
これは駐車場の場所などのサポートのためというのが理由ではありますが
ご来院された瞬間からの動作を確認するためでもあります
こんなふうに、お会いした瞬間からもう施術は始まっています
そこで!
患者さん側でできる整体の効果を高める方法
ぜひ、実践していただきたい事があります
●ベッドでの体勢転換は必ず一度起き上がる
仰向けからうつ伏せ、またはうつ伏せから仰向けに体勢を変えてもらう場面
ベッドの上を這いずって体勢を変える方が一定数いらっしゃいます
これは無駄に筋肉を使うだけで逆に疲れますよ
しかもせっかく進んでいる調整を無駄にしてしまう恐れがあります
少なくとも、正中線は必ず歪みます
こういった傾向の患者さんには必ず声掛けをするのですが
這いずる事に拘りがあるかのような頑なさで言葉を失います
体勢転換は必ず一度起き上がる!
(※こちらはインスタグラムに動画をUPしています→webサイトトップから移動できます)
●うつ伏せでの腕の位置はゼロポジション
ゼロポジションとは
腕を上げたときに『上腕骨と肩甲骨の軸が一致した位置』のことなんですが
そんな難しい事は意識しなくてもいいので
うつ伏せに寝て、脇が自然に開き、自然に上がる腕の位置
と考えてもらって大丈夫です
これもまた、脇をギュッと締めて、肩や腕を縮こませている方が一定数いらっしゃいます
これでは身体に力が入ってしまっていて、整体の効果がうまく出ない恐れがあります
腕の位置はゼロポジション!


整体を受けにこられた時は、整体を受ける体勢をつくる
患者さん側でやってもらう事
たったこれだけでいいです
ぜひ意識してみて、整体の効果を高めてください
世間一般の整体のイメージと正しい整体の情報の差が少しでも狭まればいいなと
常々願っています
ご理解よろしくお願い申し上げます
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