老化を知ろう
年をとるにつれて、回復力が落ち
疲れが残るようになり
いろんな部位に痛みがでてきて
老化を実感する
私を含め、人はいつまでも若いつもりでいてしまいます
その気持ち自体はとても大切なことではありますが
現実を知ることもまた同時に大切なことです
老化という、身体の仕組みを知る事からはじめてみませんか
まず大雑把な言い方になりますが
『若い時』は、筋肉も骨もホルモン代謝も、身体のシステム自体が『回復する』側にバイアスがかかっています
なので運動ひとつを例にあげても、何より身体が動くし、軽い
気分転換やストレスの解消的な、気が向いただけの軽いきっかけで完結できます
筋肉は特になにもしなくても維持されるし、骨密度も高い
ということは、骨芽細胞もしっかり働くので帳尻も取れて健康は維持され続けます
身体がまだ『つくる』方向に働いている状態です
これが中高年以降になると、ホルモン代謝は低下して、慢性炎症が増えてくる
インスリン感受性が落ちると、筋肉は分解の方向に働きはじめ
若い時と同じ刺激を与えたところで反応自体がが鈍くなる
使わない筋繊維から順番に神経伝達が衰えていき、萎縮が始まる
特に女性は更年期以降にエストロゲンが減少する事で、一気に身体は『壊れる』方向に傾いていきます
運動しなければ確実にマイナス方向に全振りされてしまうようになります
そして骨密度の低下はそのまま生命力の低下につながっていきます
握力の低下は全身の筋肉量の低下に比例します
完成した身体は、今度は維持をしないともう『こわれる』方向にしか傾きません
これが加齢による身体の変化です
(現実には、これが現代の若い人にも通用するかはわかりませんが)
『運動』は、人間の生活に必須なのですが、それを『義務』だと思ってしまうと、残念ながら続きにくいです
いや、実際のところ必須ということは義務ということなので表現が難しいところなのですが
楽しみながら続けるうちに、人体の奥深さや心とのつながりを知り、自然に人生の一部になっていく
そして心身ともに整っていく
というのが理想的だと思っています
だからこそ、身体の仕組みを少しだけでも理解していてほしいなと思う次第です
そういっておきながらなのですが
『体を鍛える』ことが『健康』だと思われがちですが
実際には生活が急に変わったときなどに『どれだけ崩れずにいられるか』の方が重要で
そこが『健康』においてのキーワードじゃないかと思っています
睡眠・食事・仕事・親しい人との別離など・・・
何かが急にズレたことで、全体が連鎖的に崩れることは珍しくありません
私は健康は『変化に耐えられる余白』だと思います
だから運動で身体を整えておくことが重要なわけですね
鍛えるというより整える
また、変えたほうが良いと頭ではわかっていても『今のまま』のほうを選んでしまう
それを『現状維持バイアス』といいます
心理学で名前がついているくらいのクセではありますが
クセもまたそれを意識することが変えるきっかけにもなります
全てはまず『知る』ことから始まります
そしてとりあえず「運動はじめてみようかな」と感じてもらえたら
今すぐはじめて、1分だけでもいいので続けてみてください
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