痛みについて

以前何かしらの話題の時にちらっと書いたような気がするのですが

今回は『痛みは主観』という事への理解を深めていただけたらと思います

 

とにかく自分が如何に『痛み』を抱えているのか

を切々と語られるお客さま

とても多いです

ここが痛い

あそこが痛い

こちらからの質問等は一切無視で訴える

完全に『痛み』にとらわれてしまっている方

とてもとても多いです

 

最初にお伝えしたいのは

『痛みは主観』です

どんなに説明が上手な方だったとしても他人には絶対伝わりません

『痛みがある』という状態が『つらい』というのは理解します

共感もできます

でも他人に伝わるのはそこまでです

自分の痛みを相手に伝えるというのは不可能なんです

例え自分が感じている痛みをそのまま相手に移す事ができたとしてもです

 

痛みに強い人、弱い人

体質自体がまずひとつめです

そこから仮に『腰痛』をあげてみます

たったひとつの言葉ですが

そこには様々な原因がありますし

そもそも腰痛の7割は原因不明といわれています

では傷病名がある『五十肩』は?

これも原因も部位も1か所ではありません

なので傷病名が一緒だからといって同じ痛みとは限りません

 

痛みがある場合は身体を動かす事に支障があるのがほとんどです

私達整体師はその身体の動きでどの程度の痛みか

痛みの原因は何処なのかを判断します

腕が90度しか上がらなかった人が治療後に150度まで上がるようになった

そういった変化で治療の効果を判断しています

 

上がるようにはなったけれどもまだ痛みがある

と訴える方もこれまた多いです

これが痛みにとらわれている方の特徴でもあるのですが

90度で痛みが出ていたものが90度では痛みが出なくなった

これでは痛みをゼロにしてほしい人にとっては都合が悪い事実のようです

確かに、以前と比べて身体が動くようになっても痛みがある事実には変わりないのかもしれません

そこは同じ人間として一応理解できます

そのうえでこれは患者としてご理解いただきたいのですが

『健常な方でも自分の限界以上に身体を動かすと痛い』

のです

この場合、今現在の自分の限界値がそこだという事でもあります

 

痛みを抱えた状態で過ごした期間はそれぞれでしょうが

治療院にご来院されるまでに多少の我慢をされる方がほとんどです

痛みがでたからといって即ご来院される方はほとんどいません

その期間に痛みから逃げる姿勢をとるのは生物としての防御本能として当然です

その部分を加味して治療していただく必要があります

もうひとつは炎症です

炎症物質が患部に存在する限り、なかなか一度では痛みはとれません

身体を治癒させる過程で必要な物質でもあるので

無理矢理に炎症物質を除去するのはあまり得策ではありません

 

そもそも早急に痛みをなくしたいのであれば鎮痛薬でいいですよね

放置して再発する結果はどちらも同じですが

痛みへの即効性は薬の方が間違いなく早いです

 

そのあたりを踏まえて自分に必要なものを取捨選択される事をおすすめします

整体を選択された場合は再発しない身体を目指してのメンテナンスもご理解ください

 

 

 

 

 

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